カンナ削りの木の
ストロー

第29回地球環境大賞
「農林水産大臣賞」受賞

カンナ削りのストローは、
不十分な森林管理を問題視し、間伐材の有効活用が必要として考案されました。
環境問題化してるプラスチックゴミ問題にも
貢献可能であり、
世界で初めて削り華を巻き上げてつくる
木のストローの開発・量産化に成功しました。

また、地域の木材を使用し、地域の高齢者、
障がい者に製作を担っていただくなど、
「地産地消モデル」を確立し、
雇用の創出にもつなげています。

約1,500年続く日本の伝統「カンナ削り」

鉤削りとは、古くは聖徳太子の時代(574年頃)に始まります。当時、建築に使用されていた道具の一つが、現代の「カンナ」の起源とされています。カンナ掛けの技術は日本オリジナルの伝統として、今日まで続いてきました。

世界で唯一のカンナ削りのストロー

日本で年間約2,000棟の住宅を建築しているAQ Groupは、創業以来、“飽掛け(かんながけ)”を通じ“匠の”を伝えてきました。木のストローは、その飽による薄削りをヒントに、木材を薄くスライスしたものを斜めに巻き上げることでストローに加工したものです。この手法による木のストローの開発や量産化は世界初の取組みです。

一本から地球にできることを、
ニッポンからはじめませんか。

日本から豊かな森が
失われている

日本の国土は約3分の2が森林というほど、世界でも有数の森林の国です。森林は、水源の確保や土砂災害の防止、そしてCO2の吸収など私たちの安全で安心な生活に欠かせない役割があります。日本の森林の約40%は人工林とよばれる木材の生産目的で育てられた森林ですが、昨今の林業における人材不足や木材の利用機会減少により、管理されなくなった森林が増えています。放置されてしまうと、葉が生い茂り、地面に日が当たらないことで土壌が荒れ、樹木が枯れてしまいます。また、枯れるのを防ぐためには、間伐といわれる木を間引く手入れが必要になりますが、その間伐された木のほとんども利用されず、廃棄されている現状もあります。
そのため、豊かで元気な森を守るためには、国産木材と間伐材の利用拡大が求められています。

管理されない森は、
土砂災害の危険が増していく。

森林が管理されずに放置されることで荒れた山は、水源としての機能が低下するだけでなく、土砂災害も起こりやすい状態になっていきます。平成30年の西日本豪雨では、広範囲かつ長時間の降雨によって各地で大きな土砂崩れを起こし、土砂が下流に大量に流れ、市街地まで大量の土砂を伴う氾濫も数多く発生しました。住居への被害だけでなく、交通網も影響を受け、経済的にも甚大な被害と影響を及ぼしました。

世界中で高まっていく、
プラスチックごみへの関心。

地球規模の環境問題として近年、プラスチックごみへの関心が高まってきています。石油資源の焼却などによるCO2の排出といった問題に加えて、大量のプラスチックごみが海に廃棄されることで、海の環境に深刻な影響を及ぼしています。廃棄されたプラスチックごみを海の動物や魚などが食べてしまうことで生態系へ大きな影響を与えています。さらに近年では、人体への影響までも懸念される事態となっています。

あなたの一本が、地球を救う。
世界初
「カンナ削りの木のストロー」

フォレストビルダーは、
日本の気候風土に最も適し、
古より受け継がれる木造住宅を、
現代に適した高品質で
適正価格の住まいを提供する企業です。
木材を中心に取り扱う企業だからこそ、
“木”を通じて、日本や世界で起きている
様々な社会問題に対して、
環境保全の取組みを
行っていく使命があると思っています。

平成30年、
豪雨被害の取材をきっかけに誕生。

環境ジャーナリストの竹田有里さんが豪雨の被災地を取材した際に「木のストロー」を発案。国内の間伐材利用を促すことによる持続的な森林環境保全や、廃プラ問題の解決による海洋環境保全の一助になればと考え、当社と共同して製品化に向け始動しました。幾度となく協議や試作を重ね、古くから木材の製材に欠かすことのできなかった職人技術“鉋掛け(かんながけ)”による薄削りをヒントに、木材を薄く削ったものを斜めに巻き上げることでストローの加工に成功。その開発経緯から「カンナ削りの木のストロー」と名づけました。この手法による木のストローの開発・量産化は世界初の取組みとなりました。
竹田 有里
世界各地の海面上昇による浸食被害や干ばつ被害、大気汚染などの現状を密着したドキュメンタリー番組「環境クライシス」(フジテレビ)などを制作。
※取材地:インド、モンゴル、モルディブ、オーストラリア 他

世界中が注目する「カンナ削りの木のストロー」

G20サミット首脳会議・関係閣僚会合に「カンナ削りの木のストロー」を提供し、各国の要人やプレスにも注目されました。
国内外でのメディアにも取り上げられ、世界中から関心が寄せられています。

2018年

2019年

1月
ザ・キャピトルホテル 東急にて導入開始
3月
横浜市、ヨコハマ SDGsデザインセンター主催「ヨコハマ SDGsデザインセンター パートナーシップフォーラム」に出展

2020年

2021年

2022年

カンナ削りの「木のストロー」のつくりかた

カンナ削りの木のストローの購入はこちら

カンナ削りの木のストロー完成品 4本セット
価格:¥1,500
  • 材料:間伐材を含む国産杉(杉)
  • この商品は、オゾンエアーによる殺菌処理を行っております
アキュラホーム オンラインショップ
カンナ削りの木のストロー 手作りキット(10本セット)
価格:¥1,800
  • 材料:間伐材を含む国産杉(杉)
  • この商品は、オゾンエアーによる殺菌処理を行っております
  • 制作キットに入っているのりは安全です
アキュラホーム オンラインショップ
カンナ削りの木のストロー 手作りキット(30本セット)
価格:¥3,800
  • 材料:間伐材を含む国産杉(杉)
  • この商品は、オゾンエアーによる殺菌処理を行っております
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アキュラホーム オンラインショップ

AQ Groupは
SDGs活動を応援します。

企業イメージに大きく影響するSDGs活動。
私たちが開発した
「カンナ削りの木のストロー」を
様々な企業様の環境保全意識のPRに
お役立ていただいております。
AQ GroupのSDGsへの取り組みは
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